久野安依子7日(日)参加

 



日記のようなことばのような感じで絵を描いています。
描くという行為を通じて違和感を削り取ってゆく中からみえる根源的な光のようなものと、

それがもたらしてくれる無重力感を大切にしています。

作品内容: 絵画と、絵画を基としたアクセサリーや小物
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画家として活動していこうと決めたのはいつ頃からだったのですか?


十代の終わり頃、家の近所で夕暮れの空を見ているときに空の高いところから

雷に撃たれたみたいな感覚受けてその瞬間、絵を描かないと と思っていました。

自分にとっては衝撃的な、忘れられない体験でした。

 


その時々によって違うとは思うのですが、どういう想い、テーマを持って絵を描いているのですか?

 

自ら描いているけれども自分のことを描きたいわけではないということを最近想うことが多いです。
簡単には否定や肯定ができない、割り切れないものがすべて絶妙なバランスで成り立っていて、

そういったものが作り出す秩序のようなものや、

止むを得ずこぼれ落ちてしまったものの中にこそ愛があるような気がしています。


作者、見る方関係なく作品を通してそういったものをお互いに確認できたり、

エネルギーの交流ができる、そういったことが巨大な一つの体の中で循環しているようで気持ちが整っていくような。

そんな感覚を大切にしていたいです。

 

 

ここ数年、制作する上で変わってきた事はありますか?

 

子供が産まれてきてくれてから、
これまで自分の好きなようにさせてもらってきた毎日は
良い意味で想像が次々と覆され、
人生観が大きく変化し、速度感も年々増し、全く別のものと形を変えてきています。


日々ものすごい速度で成長するわが子と生きる時間は本当に貴重なものなので、
その一瞬一瞬感動を心に目に焼き付けて居たいといつも考えています。

制作においては、これまで人生の苦悩のようなものの中から掴み取ったものからしか光は生まれないと頑なに考えていました。
だれかを愛する気持ちや心がある以上、生きる上でそういったこととは切り離せないものですが、
そこに対する意識を変える強さや幅広い柔軟性を持ってゆけるようになってゆきたいと思いました。


自分が母親にならせてもらい、さまざまなことを感じ、命の神秘的な繋がりを学ばせてもらい、
大切な人たちと自ら、関わってゆく世界へのこれから未来の幸せに対してもっと責任を持ってゆきたいとより考えるようになりました。
これまでは本質的なことは理解してはいたつもりだったものの、分けて考えてゆけるものだと思っていました。

変わらずこの世界にただしいものは存在しないと思っており、
その循環の中で
生きている限り自分も周りも絶えず変化してゆきます。

 

人の社会の多くを形作っている断定的な感覚と否定的な感覚
その狭間や矛盾の中にあり、あいまいで消えそうな一瞬の光のようなもの、しかしなにより日々心に敏感に訴えかけてくるものの
美しさとそこからもたらされる平和を常日頃感じており、
また、美術にはそういった非常に繊細なものを表現する力があると信じているので
その感覚をこれからも大切にし、作品を描いてゆきたいです。

なにか少しでも作品と出逢ってくださった方の心が浮かびますように。

 

 

今回どのような作品がならぶ予定でしょうか?

 

絵画を展示させていただく予定をいたしております。

また、時間が許せば小さなオブジェや
絵画から派生して生まれたアクセサリーもお持ちできたらと思います。

 


会場に来られる皆様にメッセージをお願いいたします。

 

春、会場で皆様と直接お会いできることを楽しみにしています。
お気軽に話しかけてもらえましたら嬉しいです。